カウンセリング・検査
インプラント治療を始める前には治療計画を立て、口腔内全体の問題を検査し、診断します。
患者様のご希望をじっくりお聞きし、お口の状態を確認させていただきます。インプラント治療についてのご説明をいたします。
インプラント治療前の処置
必要に応じて、歯周病治療やカリエス治療など、残存歯の治療を行います。また、骨造成なども行う場合があります。
インプラントの埋込手術
インプラントを埋める部分の歯肉を開いて顎の骨にインプラント体(フィクスチャー)を埋め込みます。
インプラントと骨の結合安定期間
一次手術後、インプラントが骨の中でしっかりと接合されるまでの安定期間を設けます(オッセオインテグレーション)。安定期間はインプラントを埋めた部位や骨の質などで個人差がありますが、約6~24週間です。この間は仮の義歯を使用することができますので、日常生活に支障はありません。
安定期間後の二次処置
インプラントが完全に顎の骨と結合されたら、人工の歯を取り付ける準備をします。歯肉を小さく切開し、埋まっているインプラントの頭部を露出させ、人工の歯を接続するためのアバットメントという土台を取り付けます。この状態で、歯ぐきが治るまで6週間程度おきます。この段階で外科処置はすべて終りです。
人口歯の型取り、装着
歯ぐきが治った時点で口の中の型を取り、歯の型を取り、歯並びや形状、色をチェックしながら、インプラントに接続される被せもの(セラミック)を作ります。被せもの(セラミック)が完成したら、いよいよ装着。インプラント治療の完了です。
治療後のメンテナンス
治療が終った後は、まず一週間後に定期検査をします。その後はだいたい1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に定期検査をします。
※定期検査の期間は口腔内の状況などで異なります。